生き恥晒せ

ネガティブでも生きる24歳

「人工知能は人間を超えるか」を読んで

松尾豊さんの「人工知能は人間を超えるか」を読了。

 

 

この本では人工知能に対する正しい知識を身に着けることができた。少なくとも人工知能が進化してターミネーターのように人類を支配する日はまだ遠いことが分かった。もちろん人工知能の発展は予測できないビックバンが起こるかもしれないが、期待値を見るとそこまでではないということだ。しかし、人工知能によっ将来なくなる職種は確かにあることが分かった。本書で書かれていたのは例えば会計、税務の仕事や流通、引っ越しのようなコミュニケーションが少なくて済み、計算による職種は消えるだろうということだ。

そこで、十五年先で人工知能がビジネスに進出した段階で人間の仕事として重要なものは大きく二つに分かれるらしい。

一つは、「非常に大局的でサンプル数の少ない、難しい判断を伴う業務」で、経営者や事業の責任者のような仕事である。

一方、「人間に接するインターフェースは人間の方がいい」という理由で残る仕事もある。

これらを見ると、僕が将来的にとったほうがいい選択は企業なのではないかと思えてくる。

今の時代、20代で就職してそこでまたインプットされる時間は無駄な気がする。多分僕はそれよりもっとアウトプットをしていかなければいけない。そして常に自分で考えて行動し判断していくことで人工知能に脅かされる存在ではなくて、人工知能共存していく存在になるのが大事だと感じた。

この本では、企業活動において人工知能は企業を取り巻く様々な環境をとらえられるようになる、「目の誕生」と書いてある。大企業には執行役員があり、会計監査委員会があり企業の監視をすることで透明性の高い企業を実現しているが、それにももう人が必要なくなるかもしれない。うーん、やはり個人で事業をするメリットはいま大きくなりつつあるのだと思う。

それでも僕は周りの目もあるから就活しなきゃとか思ってるんだからダメだよな。

個人で稼ぐということについて考える必要があるな。。。

 

 

答えをだそう

就活についてネットで調べてして調べていると、自分の周りは常にめまぐるしく動きどこかに向かうため大変な努力をしていることを知り、自分は周りから取り残されてどんどん落ちていく感じがする。ここ一週間くらい、それに悩んでぼーっとしていしまい結局更に何もしないニートみたいな生活になってしまい、また自己否定をしてしまうというスパイラルに陥ってしまっていた。
僕が自己否定から逃れられない原因は僕が宙ぶらりんな大学生活を送ってきたからだ。僕は香川大学の経済学部に入学しながらも岡山大学のオーケストラに入ってそちらに熱中していたので、香川大学の方では存在している感じがなく、単位もただ消化してしまったような気がして自分に経済学の素養が身についている感じがしない。一方でオーケストラに入って熱中しているからといって、才能がそこまでないのは自分で薄々分かっていて要は趣味なので音楽の道に向かって頑張っているという感じもしないのだ。
こんなことを一週間頭の中で反復して悩み出られるはずのないスパイラルにハマってしまった。
でもこのままではいけない、答えをだそう。
もう分かっている、チェロは才能ないけど一生つづけていくライフワークにしたい。その為にも自由に働ける環境が欲しい。
しかし、自分が自主的に生きていく為のスキルも身につけていかないと周りに比べて落ちていく気がするからスキルが身に着く仕事がしたいのだ。
その点で、IT企業はまだ専門性のない文系も積極採用するし、商社は物を売ることで自分で生きるスキルが身につくし、銀行は退職後でも企業で重宝されそうだから良い。
僕はその方面に向かって頑張っていくと同時にオーケストラも蔑ろにしないようにこの一年は生きていこう。
そして、今から簿記とITの基礎、英語力を定期的に習得して自分の価値を高めていこう。
音楽に比べたらこれらは本当に簡単だと思うよ。

喪失感

高校の友が地元に帰ってきていたので、ともに語り合い13時間がたった。

友が去ってから俺はずっとブラウザを眺めてコンテンツを無為に唯々消化し続けている。

友といると昔に戻ったような感じがして楽しかったが帰った時の喪失感というのはつらい。

友が帰った後の今日など暇な時間を暇なまま過ごしてしまっている。

こんなこと考えている時間自体が無駄なのは分かっているんだ。どこかに向かってなくちゃ止まってしまうんだ。

 

ああ、しかし僕は植物になりたい。いっそどこかに根を張って呼吸だけして生きて、通り過ぎるみんなをただ眺めるような存在になりたい。うまくやっていくには僕は真面目すぎるし、無計画すぎるんだ。こんな中途半端な自分はなかったことにしてやりたいよ・・・

将来のことが分からない

 なんでこうなってしまったんだ。進むべき道も分からないから進めない!今まで世間というか周りに流されて漂っていただけだったから、いざ自分で進もうと思えばよく分からないよ!
僕が将来に向けてしたいことが頭の中であっちこっちに行き過ぎて頭がごちゃごちゃする。整理しよう。

1.岡山で就職する。
岡山で就職するのが俺の中ではいちばん有力だし、今はそれに向かって行動しようとしてるよね。しかし、なんで岡山で就職した方がいいと自分が思うのか謎。まぁ県外に就活しに行くのが面倒だし岡山が住みやすいんだよね。

2.高知で農業とか林業とかする
イケハヤさんの本を読んでこれいいな、と思った。高知で職探しながらブロガーやって、地域のいい場所とか紹介していったら案外生きていけるんじゃないかと思う。俺には林業とか向いてるんだと思えてきたし、なるべく人と接さないで生きていきたいからこの選択はすごい魅力的。でも、定職に就かないって何か不安。

3.県外で就活!都会のサラリーマンになる!
親には安定した大企業に勤めるのが一番良いと言われる。岡山の企業の多くは規模はそんなに多くなく潤沢な内部留保がないので、保険会社やメガバンクに勤めるのがいいと言われた。まあ確かにそれが一番安定するんだろうけど、働くのが辛いとか土日に思うような人生を進みたくない。

4.グローバルな会社に勤める、そして海外で頑張る!
俺は自分がどこでも生きていけると思っている。だからアフリカで何か売ってこいみたいな要求も全然答えられるはず。だから、大手の商社に勤めてきつい経験を敢えて積んで目がギラギラなビジネスマンになるのもいいんじゃないか!

ざっと4個。書いてみたら案外少ないものだなぁ。
あれ、、、てか俺高知に行きたいんじゃないか、、、というより、ほのぼのとストレスフリーな人生を送りたいんじゃないか? イケハヤさん!僕は高知に行ったらいいのですか!!!
これについてもっと考えてみよう。

親と話す

父親と就活について話しました。説教されたといってもいいかな?僕の現状が何となく分かりました。僕は今大分ヤバイのかも。

いい会社ってどういうところだと思うか?と父
年収が良くて福利厚生がちゃんとしたところだろうね、と僕。
そんなの当たり前だ、そんなもんだ。
それに対して父、
じゃあ、その瞬間だけよければよいのか。いや違う、年収が多くても内部留保がなければ安定しないのだ。

時計のトミヤの話をしてみよう、あそこは最近県外に出店することが多いが内部留保がないから銀行から借りている。だから従業員の残業代が出てるかは怪しいものだし、従業員が新しい事業を展開したくても会社はお金を出せない。

この様にいい会社とは内部留保で決まる。

この点で、保険会社は強い。保険は万が一に備えるものだが大抵丸儲けだから内部留保が多い。しかし、保険を考え付く様な人は切れ者だからお前もそうでないと入れないかもしれない。

また、公務員は国が管理をしているから潰れることはないし従業員にとっていい勤め先だろう。

だからといって、不安定な小さい会社に入るなと言ってはいない。だがそこに入るには独立心がないといけない。独立心がなければ周りに置いていかれるグズになる。後、小さな会社は学歴がない人等、ヤンキー上がりもいてそういう人らはお前苦手だろ。

お前の強みはまず国立大出身であることだ。国立大出身は真面目なイメージがあるからそれだけで企業に好かれる。後、お前は大体どこでも生きていけるだろ。だから、商社などを受けると良いかもしれない。
また、重宝がられる人になる為に銀行に行くのも良いかもしれない。銀行勤めで会計書が読めのはスキルだ。

お前の一番の問題は目だ。これからやってやろうって奴の目ではない。萎縮している。バイタリティーがたりない。就活はもっと積極的にならないといけない。そして、色んな会社を見て世間をもっと知ることだ。

ありがとう、父。色々言われたが今の自分の現状が冷静に分析できたよ。


春合宿に行く

今日から僕の所属しているオーケストラの春合宿だ。僕は最上階生なので今回が最後の春合宿だ。僕は最近パートリーダーになったが、上手くいかないことばかりだ。みんなをリードできないな…そうすると、自分もチェロを弾くのがつまらなくなってきて今とても悪循環だ。オケやめてぇ。
僕はこんなことがしたかったんじゃない、もっと楽しい音楽がしたい。楽しい音楽ってなんだ!
僕が一番楽しいと思えるときはカルテットアンサンブルをしているときだ。みんなが見合って聴き合って音をブレンドさせていくのが楽しい、それが楽しみで音楽をしているんだ。
もう一つは音楽を通して表現することが楽しいんだ。自分の持っているメロディーを突き詰めて考えて、自分で音の物語とか表情を表現してそれを人に見せることが喜びだ。
立ち返って、今の僕のパートはどうだろうか。。。僕は言われたことを確認したりみんなの音楽を統一することに躍起になってしまって、みんなにアンサンブルの楽しさを伝えきれてないかも知れない。みんなに正確に弾いてもらうことは大切だ、その結果がシンフォニー、同一の美しい響きになるのだから。でもそれにはまずそれぞれがもっと自分の音楽を持ってアンサンブルすることが大切なんじゃなかろうか。それを伝えるようなパートならもっとみんなが良くなるかもしれない。
嵐さんはみんなが分かるような基準を作るパートがいいと言っていた。でも、嵐さんの時代はみんなが多分それぞれの個を主張していたんじゃなかろうか。静かで主張が少ないパートを仕切るためにはもっと彼女らの音楽を引き出して引っ張っていくパートがいいのかも。
まとめると、僕の春合宿の目標はみんなに細かい身体の使い方とかを説明していくのではなく、みんなに音楽をさせてアンサンブルさせて気持ちいい音楽ができたと思わせることだ。
そのためにもう少しバスの中で音源を聴いて勉強しよ……

自分の軸を持たねば

最近、僕は軸を持たなければ周りにおいて行かれてしまうんじゃないかという感覚になる。僕がネガティブな気持ちになってしまう原因のほとんどがこれだと思う。

自分の中に軸があって物事を考えられる人は自分の個を持って他人とぶつかったり、自分の考え方を深められる。僕の周りの尊敬できる人はそんな人が多い。

僕の考え方の軸って何なんだろう。

 

日岡山のタバロイドというお店に行ったときに自分の軸のなさを痛感した。

タバロイドの店主は僕が経済学部の学生だと知るとマイナス金利について説明してみてよと言ってきた。僕は

マイナス金利についてはネットニュースで検索して知識があったので、経済を活性化させるために日銀が行った金融緩和政策でインフレを起こすために行うものだ」

と答えた。

でも店主が知りたいのはそんなウィキに乗ってるようなことではなくて、それに対する僕の意見だった。僕は、

「短期的には経済が発展するかもしれないが長期的には日本国債に影響され僕たちの保険料が高くなったりするので、経済が止まるかも。。。」

みたいなことを言った。

店主はそれでも不満だったようで、「

安倍政権はくそ!黒田はむりやりアベノミクスを起こしているだけだ。ただ、今まで銀行は日銀にお金を預けることでリスクの高い投機をしなくても生き延びられたが、それが不可能になったので銀行と市民の取引が対等になった点では評価する」

といった。

僕はそこで店主は意見を持っていてすごいなあと思ったが、実際は僕が平べったくしか物事をとらえていないだけだった。

店主は功利主義+弱者の救済のような観点を持ってマイナス金利を批判したが、僕はただただマイナス金利をぼーっと眺めていただけだった。

今は店主に勧められてた「アニマルスピリット」を読み進めている。ここで経済的な僕の軸がみつかるかもしれない。。。