生き恥晒せ

ネガティブでも生きる24歳

これから世界をつくる仲間たちへ 落合陽一

将来の自分が全く想像できないけど、少なくとも今のままでは幸せになれないと分かる。そんな日々を過ごしているから、ホリエモンチャンネルにすがりたくなる。努力の仕方が分からない。でも、周りに尊敬されてうらやましがられるような存在になりたいと下品な願望が心に沸いている。何か自分を変えるようなことが起きないかなあ。

そんな時は自己啓発書とか、最新のテクノロジーとかの本を読んで頭を使おうって気になるんだ。ホリエモンと落合陽一の対談動画を見てこの人はなんなんだ!?って興奮したものだからキンドルで本を一冊読んでみた。

この本は「これから世界をつくる仲間たち」=中学生、高校生を対象として書かれているが、書いてあることが俺にはとても刺さってくる。自尊心はぐちゃぐちゃ俺何やってきたんだよ、なんも俺には積み重なってねーよって、つらくなる。ロジカルに冷静に今じゃだめだと実感させられる。

落合陽一の考える21世紀の幸福とは、自分の好きなことのために使うための時間だ。そして、その好きな時間とは社会の問題解決のための研究に向いている。

自分の研究を怠り問題意識のない人間の到達する場所はコンピュータに支配される、主体性を持たない人生だ。

コンピュータの発展により、人間が今までやっていたマネジメント仕事、ホワイトカラーの仕事ははなくなる。これにより、自分の専門性を持たず研究をしない人間はコンピュータに命令されて仕事をするような時代に入る。UBERなどはその最たる例であるが、ホワイトカラーがいなくなることで現場の人間の人件費は多く出せるようになるのでそれはそれで豊かな世界だ。

しかし、コンピュータに駆逐されないような自律的な仕事ができる人間は、自分の中に暗黙知や専門知識をため込んでいる人間だけだ。

検索エンジンですぐ出てくるような浅い知識を広く持った人間は劣化インターネット人間でしかなく、IT世界で自由に生きることはできない。

僕は今劣化インターネット人間だ。この会社で先輩方がなっている姿の劣化コピーだ。

ちょっとインターネットで調べればわかることを聞いてくる情弱を餌食に利益の高い商品を買わせるこれからパイの少なくなるような仕事だ。こんなことはもうやめだ。

どこかに行かないと。え、どこへ。。。?

ふみだすのがこわくてなにもできないよーーー